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武腰一憲 - Takegoshi Kazunori -

武腰一憲

現代九谷を切り拓く色絵作家。シルクロードの記憶を纏う独自の青。

九谷焼の名工・九谷庄三の流れを汲む「庄三窯」五代目として生まれ、上絵付けを家業とする家に育った武腰一憲。日展、日本現代工芸美術展を中心に活躍し、伝統の九谷五彩を礎としながら独自の色絵表現を切り拓いてきた作家です。

1995年に訪れたシルクロードの旅で出会った、ウズベキスタン・サマルカンドの澄んだ空と街並みの青に魅せられ、以来「遠い日」シリーズをライフワークとして展開。中央アジアの異国情緒あふれるモチーフと、九谷伝統の緻密な絵付けが融合した独自の「サマルカンドブルー」は、伝統工芸の枠を超えた現代美術として高く評価されています。2024年度(令和6年度)には、作品「月の器・帰路」により陶芸家として名誉ある日本芸術院賞を受賞しました。

陶歴

1956年
(昭和31年)
石川県能美市生まれ(九谷焼の名工・九谷庄三に学んだ武腰善平の流れをくむ「庄三窯」五代目)
1979年
(昭和54年)
金沢美術工芸大学 陶磁専攻卒業
1980年
(昭和55年)
日展 初入選(以後、特選2回受賞・審査員5回就任)
1981年
(昭和56年)
日本現代工芸美術展 初入選(以後、5回受賞・審査員8回就任)
1986年
(昭和61年)
石川県工芸美術展 工芸大賞 受賞
1988年
(昭和63年)
シンガポール芸術祭 選抜出品
1995年
(平成7年)
伝統九谷焼工芸展 大賞 受賞
シルクロードの旅でウズベキスタン共和国を訪問、以後「遠い日」シリーズをライフワークとする
1998年
(平成10年)
「九谷焼の100年」展(パリ)選抜出品
2007年
(平成19年)
ウズベキスタン共和国再訪、タシケントビエンナーレ出品
2012年
(平成24年)
「美術工芸の明日を担う二十人」(里文出版)に選出
2014年
(平成26年)
日本現代工芸美術展「文部科学大臣賞」受賞
2019年
(令和元年)
日本現代工芸美術展「内閣総理大臣賞」受賞
2020年
(令和2年)
岡田茂吉賞展 推薦出品(MOA美術館)
2021年
(令和3年)
「工藝-2020-」選抜出品(東京国立博物館)
2024年度
(令和6年度・第81回)
日本芸術院賞 受賞(作品「月の器・帰路」に対し)
現在 日展会員・現代工芸美術家協会理事・石川県美術文化協会常任評議員・石川県陶芸協会理事

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