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九谷焼 9.5号花瓶 桜舞 / 福島武山

価格¥1,100,000
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九谷焼 福島武山作 9.5号花瓶 桜舞。赤絵細描による緻密な小紋と桜、鳥が描かれた最高級の美術工芸品。
九谷焼 9.5号花瓶 桜舞 / 福島武山 価格¥1,100,000

作品紹介

解説

緻密で優美な赤絵細描。福島武山氏の1点もの「 9.5号花瓶 桜舞」

福島武山氏の代名詞である「赤絵細描(あかえさいびょう)」は、時に髪の毛よりも細いと言われる極細の線を多用し、赤一色の濃淡のみで描き込む至高の技法です。

「桜舞」と名付けられたこの花瓶には、小紋、桜、そして鳥が描かれていますが、驚くべきは赤一色とは思えないほどの「色彩の豊かさ」です。遠目にはその華やかさに目を奪われ、一転して目を凝らせば、気が遠くなるほど精緻な線がびっしりと描き込まれていることに気づかされます。この近づくほどに圧倒される繊細な手仕事、そして内に秘めた「静かな迫力」は、まさに神業(カミワザ)と呼ぶにふさわしいものです。

また、本作においては、福島氏の卓越した「構図の妙」にも感嘆せずにはいられません。 緻密に、規則性を持って描かれた小紋から、ふわりと移り変わって漂う優雅な桜、そして自由闊達に舞い飛ぶ鳥。この鮮やかな対比と絶妙な「余白の使い方」にこそ、真骨頂があると感じます。張り詰めたような細密描写の中に、ふっと息づくような空間の広がりが共存しており、それが作品に深い奥行きと心地よいリズムを与えています。

本作を収める桐箱の蓋裏に記された「応需(おうじゅ)」の文字は、注文を受けて特別に制作された真筆の証です。氏がその技術と構成の粋を惜しみなく注ぎ込んだ、世界に二つとない芸術品としての誇りと価値が表れています。

商品サイズ:径8.8 × 高さ28.5cm
箱の種類:桐箱紐通し

作家紹介

福島武山 - Fukushima Buzan -

福島武山

赤絵細描の第一人者。
極細の線がおりなす魅惑の赤の世界

赤絵細描(あかえさいびょう)とは、ベンガラの赤を用い、極細の線で文様や絵を描く超絶技巧です。九谷焼の長い歴史の中で、一度は途絶えかけたこの赤絵細描(佐野赤絵)を復活させたのが福島武山。
文様の細かさ、線の強弱により、赤一色でありながらも豊かで奥深く華やかな上絵は、見る者を魅了します。その作品は、国内でも絶大な人気を誇り、世界でも評価は高い。
また、これまでに多くの弟子を輩出。その弟子たちも活躍しています。

陶歴

1963年〜
(昭和38年)
石川県立工業高校デザイン科卒
創造美術展 東京都知事賞・朝日新聞社特別賞 : 北華賞・大賞受賞
日本伝統工芸展 入選
石川の伝統工芸展 優秀賞・北國新聞社賞受賞
九谷焼産業デザインコンクール受賞
天皇皇后両陛下ご来県のみぎり、ご使用のお茶碗を謹作
日本工芸の世界巡回展に国際交流基金より選抜
第23回全国伝統的工芸品公募展 第一席グランプリ 内閣総理大臣賞受賞
第25回・第27回伝統九谷焼工芸展 大賞受賞(石川県立美術館所蔵)
奈良生駒緑ヶ丘美術館所蔵
石川県指定無形文化財九谷焼技術保存会会員に認定
加賀の赤絵展全国巡回展出品(朝日新聞社主催)
エルメス社時計文字盤(駒くらべ)制作
金沢駅に陶板「恵み」制作
第1回三井ゴールデン 匠賞受賞
石川県文化功労賞受賞
能美市文化功労賞受賞
奈良緑ヶ丘美術館「次元を辿る赤の小宇宙」展開催
第67回日本伝統工芸展 入選作品 宮内庁お買い上げ
第44回石川テレビ賞受賞
2021年
(令和3年)
春の叙勲 瑞宝単光章綬章
日本経済新聞「マイストーリー」掲載